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性感染症

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性感染症について

性感染症について

性病・性感染症(STD)は、性行為を通じて感染する病気の総称です。感染しても自覚症状が現れないことも多く、適切な予防策を講じないと、知らないうちにパートナーにも感染を広げる可能性があります。

みらいメディカルグループでは、患者様のプライバシーに十分配慮しながら、迅速かつ適切な診断と治療を提供しています。性感染症の多くは自然治癒しないうえ、不妊の原因にもなりますので、疑われる症状が現れた際やパートナーの感染が判明した際には、お早めにご相談ください。

性感染症による主な症状

  • 性器や肛門周辺の痛み、かゆみ、できもの
  • おりものの異常(量の増減、異臭、性状の変化)
  • 排尿時の痛みや違和感
  • 尿道からの膿
  • 口まわりのブツブツ
  • 発熱、倦怠感
  • 下腹部痛
  • 性交時の痛み など

 
※無症状であっても感染リスクはあります

性感染症の種類

梅毒

梅毒トレポネ−マという細菌感染による性感染症で、進行するにつれて様々な症状が現れるのが特徴です。症状が軽微で自覚されない結果、健康診断や手術前などの血液検査で感染が判明することもあります。数年〜数十年に感染がおよび、長い期間をかけて全身に症状が広がり、重篤な合併症を引き起こすこともあります。

第1期(3ヶ月くらいまで)

「初期硬結」というしこりが、性器や口の周りにできます。また、「硬性下疳(げかん)」という潰瘍ができることもあります。いずれも気付かれないこともあり、治療を行わなくとも消失するため、「治った」と誤解して放置してしまうケースが多いです。

第2期(3ヶ月以上経過)

全身に発疹が出現します。発熱、頭痛、咽頭痛などの感冒のような症状が出たりや脱毛が始まることもあります。

第3期(3年から10年)

ゴム種と呼ばれる硬いしこりが肝臓・腎臓・骨や筋肉にできます。

第4期(10年以上経過)

命に影響を及ぼす心血管系(動脈瘤・またはその破裂)・中枢神経系(神経障害)が障害されます。
江戸時代には死にいたる病として知られていましたが、医学の進歩により、現代では梅毒の早期発見(1・2期での診断)ができ、適切な治療により重症化を的確に防げるようになっています。ただし、パートナーの多様化、インバウンドの増加、一部の性風俗産業など多彩な理由により梅毒の症例数としては近年増加傾向であるのも事実です。感染の可能性がある場合には、早めの検査をおすすめいたします。

クラミジア

クラミジアという細菌感染による感染症で、性感染症の中では最も一般的なものの一つです。尿道や膣、肛門に感染し、潜伏期間は9~21日程度です。多くの場合、症状がないか軽微ですが、女性の場合、放置すると子宮頸管炎や不妊の原因になることがあります。
性器の感染のみならず、オーラルセックスやキスにより、咽頭に感染することもあります。症状として咽頭痛・咽頭違和感が出ることがあります。治療は内服薬(抗生剤)による治療となります。

淋病

淋菌という細菌による感染症で、主に性器や咽頭に炎症を引き起こします。潜伏期間は2~12日程度で、男性では排尿時の痛みや尿道の違和感、尿道からの膿性の分泌物、女性では膣分泌物の増加などの症状が現れます。比較的感染力が高いのが特徴です。クラミジア感染症同様、咽頭感染することもあります。放置しておくと男性の場合は精巣上体炎、女性の場合は卵管炎、腹膜炎など重症化することもあります。内服薬の抗生剤に対する耐性の問題があり、標準治療は点滴による抗生剤となります。
またクラミジアと重複感染を起こしていることも多く、淋菌治療後に症状が残り、調べてみたらクラミジア感染症も判明したというようなケースもあります。

ヘルペス

ウイルス感染による性感染症で、性器や肛門部、口唇に小さな水疱(水ぶくれ)や潰瘍ができます。感染後のウイルスが体内(神経節)に潜伏するため治療による根絶が困難で、一旦治癒した後も、ストレスなどで免疫が低下した際などに繰り返し症状が現れるのが特徴です。潜伏期間は5~10日で、6~7割が再発によるものです。治療法は、抗ウイルス薬の内服となります。繰り返しの発症を予防するために、長期に渡り抗ウイルス薬を飲む方法、または次の発症に備え抗ウイルス薬を持っておき、再発の初期症状が出現した際に直ちに内服をする、と言った方法もあります。

トリコモナス

トリコモナス原虫による感染症で、女性では膣炎、男性では尿道炎を引き起こします。女性では、悪臭を伴う黄緑色の泡状のおりものや排尿時の不快感などが主な症状ですが、自覚症状が現れないケースも少なくありません。潜伏期間は男性で10日前後、女性で5~14日程度で、感染経路が性交渉だけでなく、浴槽や便器、タオルということもあり幼年から中高年まで感染者が存在するのも特徴です。治療は原虫を駆除する内服薬を10日間内服します。

カンジダ

真菌(カビ)による感染症で、主に女性の膣炎の原因となります。性器周辺のかゆみや白色のカッテージチーズ状のおりものが特徴的です。男性の場合は亀頭部や包皮に、白い苔状のカス、腫れや発赤を生じます。カンジダ自体は皮膚や粘膜、膣に存在する常在菌なのですが、抗生物質の内服やストレスなどで免疫力が低下した際に増殖し症状が出現します。性行為によっても感染・悪化することがあります。治療は抗真菌剤の塗り薬や膣錠を使用します。

尖型コンジローマ

パピローマウイルスによる性感染症で、性器周辺・肛門・口腔に数mmのイボのような、大きくなるとカリフラワーや鶏のトサカのような形の病変を形成します。潜伏期間は3週間~8ヶ月と開きがあり(平均2.8ヶ月といわれています)、診断はそのイボをみて行います(視診)。標準的な治療は塗り薬(週3回・最大16週間、4週塗布後・4週休薬と特殊な用法です)、液体窒素によるイボの冷凍凝固、外科的切除があります。

性感染症の検査

性感染症の検査は、症状や疑われる疾患に応じて選択します。結果が出るまでの時間は検査の種類によって異なりますが、即日結果が出るものもあります。

  • 視診
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 喉粘膜や膣分泌物(おりもの)の顕微鏡検査・培養検査
  • ウイルス抗原検査
  • PCR検査

性感染症の治療

性感染症の治療は主に薬物療法で行います。内服薬、軟膏、膣錠などを用いて、原因となる病原体に応じた治療を行います。重要なのは、医師の指示に従って完治するまで治療を続けることです。自己判断で治療を中断すると再発のリスクが高まりますので、性感染症の治療中は以下にご注意ください。

  • 処方された薬を指示通りに服用・使用する
  • 症状が改善しても、指示された期間は治療を継続する
  • 経過観察のための再診を必ず受ける
  • 症状の有無にかかわらず、治療期間中は性行為を控える
  • パートナーの同時治療を検討する(医師と相談) など

性感染症治療を受けられるクリニック

東京23区エリア

文京区: みらいメディカルクリニック茗荷谷
大田区: みらいメディカルクリニック西六郷
中央区: みらいメディカルクリニック銀座

関東圏(23区外)エリア

東京都: みらいメディカルクリニック府中
埼玉県: みらいメディカルクリニック川口中央

中部エリア

愛知県: みらいメディカルクリニック豊橋
静岡県: みらいメディカルクリニック磐田

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