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テストステロン補充療法(メンズヘルス)について

テストステロン補充療法(メンズヘルス)について

一般的に、「メンズヘルス」とは、男性特有の心身の健康問題に焦点を当てた医療分野です。男性更年期症候群(LOH症候群)などと言われることもありますが、生活習慣病、不規則な生活やストレス、加齢から男性ホルモンが減少し、うつ、不眠、イライラなどの精神症状や、EDなどの身体症状が出現することが多く、みらいメディカルグループでは、テストステロン補充療法を中心としたメンズヘルスをサポートする専門外来を設けています。

「日本男性医学の父」として名高い、故・熊本悦明先生(享年93歳)は、当グループにて逝去される数ヶ月前まで、同専門外来診療を行っていました。世界に先立って超高齢社会となった現代日本において、老年期層が最期の日まで自分の足で立ち歩き、いきいきと社会生活を営む、いわゆる「ピンピンコロリ」を提唱され、老年期こそテストステロン補充を行うべきであることを熱弁されていました。私たちはこの教えと理念を受けつぎ、LOH症候群の治療から老年期の健康維持目的の投与まで、幅広い年代でのテストステロン補充療法を積極的に行っています。

テストステロンとは?

テストステロンは、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンの構造成分の主軸となるもので、男性においては主に精巣、わずかに副腎でつくられ、ヒゲ・骨格・筋肉などの体としての「男性らしさ」だけでなく、「やる気」「社交性」「好奇心」といった心身両方の発達・維持に重要な役割を果たしています。
テストステロン産生量は20歳代をピークに減少します。ストレス環境などでテストステロンの産生が急激に低下すると様々な心身症状が出現し、この状態を近年では男性更年期症候群(LOH症候群)というようになりました。また老年期には加齢に伴うテストステロンの低下により、身体能力の低下(フレイル)のリスクを高めることになります。

余談にはなりますが、女性においても卵巣・副腎などからわずかにテストステロンは産生されており、閉経後、女性ホルモンの減少とともに相対的にテストステロン比が上昇するため、男まさりの性格となったり、老年期においては、デイサービスなど大勢の集まる場所では、男性より女性の方が「社交的」になったり、という結果につながることもあるようです。近年の研究では、女性の更年期障害の治療や、閉経後の骨盤底筋群の低下に起因する尿もれにもテストステロン補充療法は有効と考えられています。
男女ともに将来的なフレイルを予防し、充実した生活を一生送るためにテストステロン補充療法は多くの可能性を秘めた治療法と言えます。

テストステロンの主な作用

テストステロンの主な作用には以下が挙げられます。逆に言えば、テストステロンの欠乏は、筋肉量の減少や性機能障害などの身体機能、認知機能・気分障害などの精神機能、生活習慣病リスクの増大など様々な健康問題を引き起こし、QOL(生活の質)を損ねる要因にもなるのです。

  • 筋肉量と強度の維持
  • 造血作用
  • 性行動と性機能の調整
  • 集中力や判断力などの高次精神機能への影響
  • 骨密度の維持
  • 脂肪分布の調整 など

男性特有のお悩み

男性更年期障害(LOH症候群)

男性更年期障害は、加齢に伴うテストステロンの減少によって引き起こされる身体的・精神的症状の総称です。通常40歳以降に現れ始めるのが特徴で、ホルモンバランスの乱れだけでなく、ストレスや生活習慣など様々な要因が影響します。

閉経前後(45~55歳ごろ)に現れる女性の更年期障害とは異なり、男性更年期障害は中年期以降ならどのタイミングでも発症する可能性があります。個人差も大きく社会的な認知度も未だに広くないため、人知れずお悩みの方も多いと思いますが、適切な診断と治療により、症状の改善とQOLの向上が期待できます。

身体症状

  • 筋力低下
  • 疲労感・倦怠感
  • 行動力の低下
  • お腹が出てきた(肥満・メタボリック症候群)
  • 汗をかきやすくなった
  • 髭などの体毛の伸びが遅くなった
  • 性機能の低下(性欲低下、勃起力の低下) など

精神症状

  • 気分の落ち込み・イライラ
  • 集中力の低下
  • 眠れない
  • やる気が出ない
  • 物忘れの増加 など

ED(勃起不全)

EDは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態を指します。身体的要因と心理的要因があり、加齢・ストレスによるテストステロン低下、飲酒・喫煙などの生活習慣なども関連しています。EDは単なる性機能の問題だけでなく、心血管疾患などの前兆であることもあります。男性の「自信のもと」でもありますので、相談を恥ずかしがる必要はありません。当グループではオンライン診療でもご相談可能です。

AGA(男性型脱毛症)

AGAは進行性の疾患で、主に頭頂部や前頭部の薄毛・抜け毛が徐々に進行していきます。遺伝的要因、生活習慣、男性更年期・ストレスによる毛周期の変化の影響もあります。早期に治療を開始することで、脱毛の進行抑制や改善を期待できます。男性のコンプレックスの原因でもありますので、相談を恥ずかしがる必要はありません。当グループではオンライン診療でもご相談可能です。

*テストステロン補充療法と男性型脱毛症の誤解
「男性ホルモンがAGAの原因」、ひいては「テストステロン補充療法がAGAにつながる」というイメージをお持ちの方がおられますが、これは毛乳頭内の酵素(5αリダクターゼ)によって「テストステロン」が「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換され、DHTが毛包のホルモン受容体に結合することで毛髪の成長サイクルが乱れ脱毛がおきるというメカニズムを誤って解釈したことによるものと思われます。
現在では5αリダクターゼの働きを阻害するAGA薬もありますので、テストステロン補充療法を受けている方もご安心下さい。

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