不妊治療、漢方は効果があるの?中医学からみる「妊娠しやすい体質」づくり

コラム

不妊治療、漢方は効果があるの?中医学からみる「妊娠しやすい体質」づくり

2026.09.01

中医学的養生訓 MMC虎ノ門院

「タイミング法を試しているけれど、なかなか妊娠しない」「クリニックで検査を受けても異常はないと言われた」——そんな悩みを抱える方は少なくありません。婦人科的な検査で数値上の問題が見つからないと、次に何をすればよいのか分からず、不安だけが募ってしまうこともあるのではないでしょうか。

中医学では、不妊の原因を単に「卵子の質」や「子宮の状態」だけでなく、体全体の巡りやバランスの乱れとしてとらえます。今回は、みらいメディカルクリニック銀座の中医師が、妊娠しやすい体づくりについてご紹介します。

中医学からみる不妊の原因

中医学では、妊娠しやすい体は「気・血・水(津液)」が過不足なく巡っている状態と考えます。代表的な体質の乱れには、次のようなものがあります。

  • 気虚(ききょ):疲れやすい、冷えやすい、生理周期が乱れやすい
  • 血虚(けっきょ):経血量が少ない、めまい、肌の乾燥、爪が割れやすい
  • 瘀血(おけつ):生理痛が強い、経血に塊が混じる、クマができやすい、肩こりが強い
  • 腎虚(じんきょ):加齢に伴う卵巣機能の低下、冷え、腰のだるさ

同じ「不妊」という悩みでも、体質によって処方する漢方薬は異なります。これを中医学では「同病異治(どうびょういち)」と呼び、逆に違う症状でも同じ処方が効くことを「異病同治(いびょうどうち)」と呼びます。この考え方こそが、中医学がオーダーメイド医療と言われる理由です。

当院の中医師によるサポート

当院では、婦人科の不妊症・月経不調・更年期症候群を得意とする楊晶先生(火曜第1・3・5担当)をはじめ、女性ならではの悩みを相談しやすい女性中医師白日淑先生(木曜担当)、自律神経の乱れからくる不調に詳しい桜林玲子先生(第2・4月曜担当)が、お一人おひとりの体質に合わせた漢方治療をご提案しています。

美容鍼を専門とする鍼灸師劉栄先生(日・月曜担当)による鍼灸との併用も可能です。月経周期に合わせたお灸やツボ刺激で、骨盤内の血流を促す施術を行っています。舌診・脈診・腹診といった中医学ならではの診察を通じて、その時々の体調の変化に合わせた施術内容を調整していきます。

おうちでできるセルフケア

  • 黒豆茶・クコの実茶:血を補う食材として中医学で古くから用いられています
  • よもぎ蒸し:下半身を温め、骨盤内の巡りを助ける
  • なつめ茶:気血を補い、冷えやすい体質のサポートに
  • 腹巻きや厚手の靴下:お腹まわりと足先を冷やさない工夫を日常的に

まとめ

不妊の悩みは一人で抱え込まず、体質から見直すという選択肢もあります。当院では西洋医学的な検査結果に加えて、中医学的な体質診断を行い、お一人おひとりに合わせた漢方治療をご提案しています。気になる方は、ぜひ一度みらいメディカルクリニック虎ノ門までご相談ください。

みらいメディカルクリニック虎ノ門

〒105-0003
東京都港区西新橋1−5−9
ル・グラシエルBLDG.70 5F

電話 03-6268-8582

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